劣化状況　各務原市K邸

先日、各務原市のK邸の屋根の点検へ。

「これは、ちょっと大変だ！」という印象を受けました。

というのも、

屋根材として使用されていたのは

パミールというカラーベスト。

しかも劣化が進んでいる…。

15年ほど前にアスベスト問題が注目を浴びて規制がかかり

アスベストレスの素材として出始めた屋根材です。

表面の強度が極端に弱く、

ペラペラと剥がれ落ちてくるのが特徴。

塗装でメンテナンスをしてみても

基材が剥がれてしまう素材なのです。

K邸では、

3～4年前にある会社で塗装を勧められて

塗り替えしていましたが

このような状態…。

そして、問題がもう一つ。

K邸の屋根には、

太陽光発電パネルが設置されていたのです。

これが実は大変なんです。

既存の屋根材の上に新しい屋根材を張る「カバー工法」で

屋根自体の改修費用を抑えられる場合もあるのですが、

太陽光発電パネルを設置していると

新たに取り付ける架台の制限の問題で

かえって費用が高くついてしまうのです。

そこで、

カラーベストを葺き替えることをご提案しました。

ということで、

太陽光発電パネルの取り外しから

工事が始まりました。

傾斜で足元が悪く、劣化した屋根の上で

見た目よりも重いパネルを取り外す作業は

とても大変で、危険です。

でも、パネルを傷つけないように

慎重に作業を進め

次の工程に取り掛かれる状態になりました！

カラーベストの上に太陽光パネルを設置されているお客様のご相談はこちら

０１２０－９０５－２５３