屋根の塗り替え



住宅の耐久性というのはそれぞれ異なりますが、
一般的に自然環境から受ける影響は
屋根に集中します。

そのため屋根の塗り替えは
とても重要になってきます。


◆セメント系屋根瓦


一般的にセメント系は経年による劣化が
起こってくるのが普通です。
最近では酸性雨により
強度が落ちる速度が速くなっています。


セメントはアルカリに保たれることで
強度を維持できますが
酸性雨に中和されてしまい
強度不足が起こってしまうと考えられます。



< 薄型化粧スレート > 

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ここ20年で急速に普及した屋根材です。
特に阪神淡路大震災後に
多く使用されるようになった軽量屋根瓦です。
厚みが薄く、施工が簡単で価格も安く抑えられます。


その反面、経年による劣化が大きく、
強度を維持するためには
新築後8~15年が塗り替え時期と言えます。


あまり経ってしまうと塗り替えが難しいほど
劣化してしまう場合もあり
塗り替えサイクルは約7~10年です。



< 乾式コンクリート瓦 >

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一般的に「モニエル瓦」と呼ばれます。
これもセメント系のため、経年劣化が起こります。


製造工程で塗膜する
コンクリートと同質の無機質着色材「着色スラリー」も
同様に劣化していきます。


着色スリラーが劣化すると
カビ、苔、埃といったものが付着しやすくなり
見た目も悪くなってしまいます。



< セメント瓦・厚型スレート >

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四国・九州で多く見られます。
塗装しない場合もありますが、一般的には塗装が施されます。

塗料は工場によりますが、
塗膜が無くなる前に塗り替えを行うことで
瓦を長持ちさせます。


◆粘土系屋根瓦


粘土系瓦の中には
これまで塗り替えをするのが困難なものもありましたが
塗り替えも可能になってきました。


< いぶし瓦 >


日本に古くからあり、現在でも多く使われる
一般的によく見られる瓦です。


葺き替えは高額になり、
家にゆがみが出てしまう場合もあります。


塗り替えならそういった心配もなく
増築した部分の屋根の色を合わせるために
塗り替えるケースもあります。


< 陶器瓦(釉薬瓦)>

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価格や焼成の際のゆがみで、
これまではあまり使用されませんでした。


最近の技術の進歩と価格の変動で
かなり使用されるようになってきています。


経年により釉薬がひび割れるので
ひびを大きくさせないためにも、
塗装することが有効です。


このように、屋根材によっても
塗り替えのサイクルや
使用する塗料も変わってきます。


次回からは
それぞれの塗料を詳しくご紹介していきます。






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